★ 11月28日の続きです。

 木も石も天然の本物の素材は、長く使うことで、
 独特の風合いを生み出して、その価値を高めていきます。

 例えば、銅板で屋根を葺くと、はじめはピカピカで、
 次第に酸化して緑青を帯び、やがて黒ずんだ落ち着いた風合いになっていきます。

お近くの寺社仏閣や素敵な和風住宅の屋根がそんな感じになっていませんか?

 

 これに対して、プレハブ住宅の木目を印刷した塩ビシート建具などは、
はじめは綺麗ですが、どんどん劣化していくだけです。

 

 そこで、大手ハウスメーカーも、年々風合いを増していく住宅を目指して、
 本物の素材を使った部材の利用を研究してきたようです。

 例えば、
①亜鉛合金製の破風(屋根の切妻部分に付ける板)
②無垢の室内木製框
③室内ドアの真鍮製レバーハンドル
 などが実験的にプレハブ住宅に使われたそうです。

 

 しかし、これらについて、山のようなクレームが来たのだそうです。

 その理由は、
①部材の酸化度合いの具合
②無垢材の色違いや色合いの変化
③真鍮などの黒ずみ
 などなどだったとか・・・

 

 昔は、おばあちゃんやお母さんが真鍮を磨いて綺麗にしていたものですが、
今はクレームになってしまうんですね。驚きです。

 

 続きは次回のブログで