家づくりには、
その土地の気候風土で育った木・土・石などを使うことが大切です。

地元の素材を選ぶということが、
景観にとっても馴染みが良いと言われています。

さらにその地域特有の伝統的な技術をつかうことによって、
地域の職人が育つとも言われています。

 例を挙げますと、東広島市の赤瓦です。
お隣の広島県東広島には赤瓦を用いた家屋が非常に多いのですがなぜでしょう?
akgawara





 ↑ こんな感じの赤い屋根

私は学生時代広島市に住んでいました。
里帰りをする際はバイクか電車で帰っていましたが、
東広島を通るたびにいつも思っていました。

「自然が多く緑に赤い屋根が映えて、きれいな町並みだな~」

「けど、なんで屋根の色が赤に統一されているんじゃろう?」と。

そこで父親(現当社会長)に聞きましたところ
下記のような理由があったからでした。 

一般的な瓦は黒色ですが、
東広島の瓦はなぜ赤いかと言うと
それは赤土を使用しているためです。
(瓦は土から出来ています)

東広島一帯には赤土が広く分布しているらしく、
それを利用しているそうです。

この赤瓦は一般的なものより丈夫で雪に強い性質だそうです。
東広島は昔は雪が多く
(正月バイクで実家に帰っ時、雪で往生した経験があります)
普通の瓦では破損することがあったため、
赤瓦を用いるようになり、
瓦の生産者や職人が多く育ったそうです。

気候風土が地域に与える影響は大きいですね。

 このような事例は、日本だけでなく海外でも同じ事が言えると思います。
やはり地元の素材を使うことによって素晴らしい技術や職人が育ち、
 素晴らしい景観が創られていくということは世界共通ですね。