当社では、お客様のニーズにお応えするため、ZEHに取り組んでいます。
 ※ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー)の略です。

社内の勉強会でZEHについて勉強中のことです。
『熱伝導』に関することで疑問が上がりました。

「なんで30度の気温は暑いのに、お風呂の30度はぬるいの?」と。

お答えしましょう。 

 その理由は、建築の授業で教わる熱伝導率が原因です。

空気と水の体感温度の違いは熱伝導率の違いにあります。
 答えを先に言うと
「水は空気より熱を伝えやすいのです。」

物質内に温度差があると温度の高い部分から低い部分へ熱移動が起こります。
この熱移動の起こりやすさを数値で表したものを熱伝導率といいます。

熱伝導率の高い順(熱の通りやすい順)に左から
金属 > コンクリート > ガラス > 木材 > 水 > 空気

 人の体温は36.3度くらいだそうです。
(ちなみに私の平熱は35.8度と低めです。)
つまり、30度の環境下では体温は体外へ移動します。
そして、30度のお湯がぬるいと感じるのは
水の熱伝導率が空気の25倍もあるためで、
体の熱が放出されやすく空気よりも暑く感じないのです。

また、お風呂の場合、皮膚はダイレクトに30度の水と接しているのに対し、
空気中においては体温を保つための空気の層が存在します。

体の周りのそうは体温によって気温よりも高い温度になっており、
空気中にいる時は頭の先から足の先まで暖められるため暑いと感じるのです。
以上の理由により、人は30度の気温では暑いと感じ、
30度のお風呂ではぬるいと感じるのです。

 もっと簡単な説明はできないかな~?

ちなみに、風が吹くと涼しく感じるのは、その空気の層が飛ばされているからですよ。