普通、含水率というと、100%が最高値だと思いますが、木材の含水率というのは、ちょっと違います。


「測定時点の木内部の水分量」「木が完全に水分を失った状態の重量」で割った数値×100というものです。

つまり、含まれる水分の重さが、まったく水分を含まない木材の1.5倍であれば、含水率は150%となります。杉、桧は、生材の場合、大体このぐらいになります。

木材の水分は、細胞間にある、自由水と細胞壁と化学結合して、結晶状になっている、結合水とに分かれます。自由水は、比較的簡単に離脱できますが、含水率30%付近からの結合水を分離させるのは、かなりのエネルギーが必要となります。


平衡(へいこう)含水率というものもあります。
天然乾燥で、しだいに水分を放出し、また、人工乾燥で、低い含水率まで下げた木材は、水分を吸収し、最終的に水分を放出も吸収もしない、安定した状態の含水率のことです。

平衡含水率にある木材は、材種によって決まるのではなく、地域、季節等条件によって変わります。

乾燥した木材を適材適所に使うことが、狂いの少ない良い家を造ることができます。

資材課の三宅でした。