ちょっと前に木材市場で見つけてきた『欅(けやき)』を曳(ひ)いてみました。
なんとも言えない恍惚としてしまうような色合いです。

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 ↑ 製材する前は、ひび割れだらけで、とても高価木には見えませんでしたが、曳くとこの通り!
   灰褐色の角材(左)と板材(右)が『神代けやき』です。


 このケヤキは『神代(じんだい)欅』と言われるモノです。

『神代』とは、樹木が土砂崩れなどで倒れ、地中に埋まって長期間保存され、
地中の作用によって?変色してしまった埋もれた木のことを言います。

杉が埋もれれば神代杉(じんだいすぎ)、欅(けやき)ならば神代欅(じんだいけやき)と言われます。

『神代木』は、その美しさから建具や工芸品に重用されています。
地方によっては、「古代木」「埋もれ木」とも呼ばれています。

 『神代木』の多くは道路や河川の土木工事などの際に発掘されます。
 通常木材は土に埋もれると腐敗してしまいますが、
 粘土質の土に埋もれた場合は、木材が密閉されるので腐敗しないことがあります。
とても希少であること、普通の木にはない独特の深みのある灰褐色であることにより高額で取引されています。
 (今回は格安でGETしてきましたが・・・)

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 ↑ これがその色。木の表面は堅く、カッチカチなのでゾクゾクします。

 これだけ太い巨木の中心まで独特の色彩に染まりきるには、
どんなに少なく見積もっても1000年以上の歳月が必要だそうです。
ということは、平安時代に地上に生えていた欅の木を今、目の当たりにしていることになります。
 う~ん。ロマンを感じますね~

 掘り出されてから、かなり年数は経っているようで、よく乾燥していますが、とても重いです。

古民家の再生工事などに使ってみたいと思います。