古民家再生中の現場には珍しいものがたくさん出てきます。
そのひとつが『船板(ふないた)』です。
 
『船板』とは船を作るために使われる板材のことです。












     

↑ 外壁の雨が良く当たる部分に船板で建物を保護

 漁港として栄えた寄島には、廃船になった『船板』を建物の外壁に利用した家屋が多くありました。
 (最近は数がかなり減ってきているようですが)

 船は水に強い杉で作られていることが多く、しかも長年海水に浸かっているため、
虫が付きにくく腐りにくいので、風雨にさらされる外壁に使われていたようです。
廃船のリサイクルということでとてもエコですね。

 
 よく見ると、その外壁の『船板』には『船釘』も付いたままです。
今では珍しい平釘(丸い釘ではない)です。


 歴史ある古い町並みを構成している人や建物や文化はしっかり残していきたいですね。