昨日、岡山職業能力開発促進センターで開催された『平成の大工棟梁検定』に社員大工3年目の神田君と2年目の岡野君が挑戦してきました。

この検定は未来を担う若手大工の更なる技術向上を目的とした、全国古民家再生協会が主催で全国各地で行われている検定です。

伝統技術が身に付いているかどうかは判断するだけでなく、心技一体でマナーや仕事に対する心構えもチェックされます。
 

↑ 睡魔にも負けず座学にも真剣な2人

↑ 技術検定では木材の選定から試されます。
  岡野君一番良い材料をGETしてました!

 

 ↑自作の『墨刺し(竹で出来た筆)』で木材に墨を付ける岡野君

 ↑ 毎日研いでいる『鑿(のみ)』で『ほぞ穴』を穿つ神田君

 ↑ 制限時間に間に合うか?焦りながら『鋸(のこ)』を引く二人

 ↑ 検定員さんに講評してもらう2人

↑ OHKのニュースで取り上げられました。

 今回の参加者は20歳~51歳、経験年数は2年~24年と幅広く、当社の2人は参加者の中では最年少であり、経験年数も一番少ない2人でした。
普段から兄弟子から教えてもらい、練習してきた成果を制限時間内に発揮することは難しかったようですが、色々な大工さんの仕事っぷりが見え、とても刺激になったようです。
「これからも、修行を頑張りたい!」と心強い言葉をもらいました。

子供たちの憧れの職業として揚げられる『大工』ですが、実際に大工になっても技術を磨く環境は多くありません。
それは、住宅のプレハブ化、工業化による職人要らずの簡単な家づくりが増えてきていること、集成材や工場製品等を多用し、天然無垢材である木を扱う家づくりを苦手としている工務店が増えたことなどが理由に挙げられます。
せっかく大工になっても『鑿(のみ)』や『鉋(かんな)』などの手道具を使わず、電動ドリルなどの工具で誰にでも出来る“大工っぽい仕事”しか出来なければ、大工という職業に魅力を感じて貰えなくなるかもしれません。

森本工務店では高校や大学を卒業した青年を社員大工として育成しています。
それは、古民家の保存活用やまちづくりに大工の技能が欠かせないと考えているからです。

地域の木造文化を継承するためにも応援よろしくお願いいたします。