我社の木材倉庫内では、大工さんが上棟に向けて木材を刻んでくれてます。



 ↑立派な杉の丸太ですね~
 

刻む際には、墨壺(すみつぼ)、曲尺(さしがね)を駆使して、線を引き刻んでいきます。

 

大工さんの道具の代表として、墨壺(すみつぼ)、曲尺(さしがね)、釿(ちょうな)があり、『三種の神器』として崇められ、正月の仕事始めに神棚や床の間に飾られます。

『墨壺』は木材に直線を引くためのもので、通常、墨汁(ぼくじゅう)を染み込ませたものを使い黒い線を引きますが、写真の墨壺は『朱壺(しゅつぼ)』と言い、赤い線を引きます。

  

  ↑ 竹から作った筆『墨差し』で線を引きます。


 『朱壺』 は墨壺と違って、墨汁の代わりに弁柄(べんがら)を入れてあり、墨汁と違って綺麗に拭き取ることが出来ます。

そのため、丸太や化粧材など、仕上げの済んだ部材に線を引く時に使います。

大工さんに曰く「きれいに磨いた木材だと墨汁でもきれいに消える」そうです。

 
『朱壷』と『墨壷」両方持っている大工には腕自慢が多かったそうですよ。

大工ってカッコいいですね~