最近は軒のない住宅が多いですね。
軒が深ければ、雨や風をその分だけ防ぐことができ、
日差しも遮ることができますよ。

軒の出をできるだけ深くしたい
これは日本建築が常に抱える大きな課題だそうです。
外観を堂々とした姿にすることを追求し続けるんでしょうね。

神社やお寺などの軒はかなり深いですよね。
だから、威風堂々としているように感じるのでしょうか。

垂木を二段重ねしてるように見えますよね。
また、屋根の厚みもかなりありますよね。
見えている垂木と野地板をささえている垂木との間の隙間があるんですよ。
その隙間に、太い丸太のような材を入れ、軒先の重さを支えるという
工夫がされているんです。

この太い材は桔木(はねぎ)と呼ばれています。
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先人の知恵ってすごいですね。

小学校などにあるシーソーを思い出してください。
片方が重たかったら、下がったり浮き上がったりしますよね。

桔木、実際に見ると感動します。
片方を押さえて、跳ね上がろうとする方に荷重をかけてバランスをとるような木組み

そんな先人の知恵ある木組みを住宅に生かしたいものです。
また、ずっと見続けていきたいものです。

        お客様サポート課の後藤でした