スタッフブログ

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木について

桟(さん)

こんにちは、資材課の三宅です。

 

幅広の無垢の板は、多かれ、少なかれ、乾燥するにつれ、そり(反り)が生じてきます。

木が反(そ)ると書いて、板と読むゆえんです。

実際、使ってから大きく反ってくれば、品質に影響が出て大変です。

そこで、十分な乾燥と、板の裏側に桟と呼ばれるものをつけて、板を反りにくくします。

写真は、床の前板に桟をつけたものです。

 

貼り合わせ

写真の板は、地松の天板です。幅広の為、乾燥の過程で大きくねじれていて、そのままでは加工ができなかったので、一度2つに割ってからそれぞれを加工して、再び貼り合わせて一枚にしました。

板目(木目)の所で貼り合わせると、木目がズレてなかなか上手く貼り合わせることができなかったのですが、会長のアドバイスのおかげで、どこを切ったかわからない位に上手く貼り合わせることが出来ました。

又一つ、技術の向上が出来て大変嬉しく思います。

資材課の三宅でした。

含水率

普通、含水率というと、100%が最高値だと思いますが、木材の含水率というのは、ちょっと違います。


「測定時点の木内部の水分量」「木が完全に水分を失った状態の重量」で割った数値×100というものです。

つまり、含まれる水分の重さが、まったく水分を含まない木材の1.5倍であれば、含水率は150%となります。杉、桧は、生材の場合、大体このぐらいになります。

木材の水分は、細胞間にある、自由水と細胞壁と化学結合して、結晶状になっている、結合水とに分かれます。自由水は、比較的簡単に離脱できますが、含水率30%付近からの結合水を分離させるのは、かなりのエネルギーが必要となります。


平衡(へいこう)含水率というものもあります。
天然乾燥で、しだいに水分を放出し、また、人工乾燥で、低い含水率まで下げた木材は、水分を吸収し、最終的に水分を放出も吸収もしない、安定した状態の含水率のことです。

平衡含水率にある木材は、材種によって決まるのではなく、地域、季節等条件によって変わります。

乾燥した木材を適材適所に使うことが、狂いの少ない良い家を造ることができます。

資材課の三宅でした。

タルキの加工

来月上棟予定のS様邸のタルキを加工しました。

 

タルキは屋根の仕上げ材や屋根下地を支えるために架け渡す材です。
加工する前に桟積みをしてよく乾燥させておきます。
タルキの上には板金や瓦などがのるので垂れ下がってみえないよう、できるだけむくった方向で使います。また、節やキズがでないよう気を付けて加工していきます。
木は一本として同じものがなく、どう使うか答えは一つではないので、悩むところではありますがおもしろい所でもあります。

資材課 磯田

木材の乾燥

こんにちは、資材課の三宅です。

立ち木(山に生えている木)は、水分を豊富に含んでいて、原木から製材したばかりの木材は、生材(なまざい)と呼ばれる状態です。

乾燥が進むにつれ、変形や収縮が起こって不具合が出るので、木材の乾燥度合いが重要な要素のひとつになります。一般に乾燥材とされる基準は、含水率20%とされていますが、
柱類は、20%以下
枠類は、18%以下
床類などは、15%以下であれば、支障となるような狂いは少なくなるとされています。

 

乾燥の方法は、大きく2種類に分けれて、天然乾燥人工乾燥です。天然乾燥は、その名の通り、自然状態で乾燥を行うことです。人工乾燥は、乾燥室に入れ、機械で人工的に温度を上げて水分を抜く方法です。

どちらが良いかということは、なかなか難しく、(共に、メリット、デメリットがある)材種や大きさなどにより、使い分ければ良いと思います。

新兵器?

こんにちは、資材課の三宅です。

写真は、木材の含水率を計る含水率計と言う機械です。


木材は、乾燥させることにより、強度が出て、狂いが少なくなる性質があります。そのため、木材は、しっかり乾燥したものを使わないと、大変なことになります。今までは、手で触った感触や重さなと、長年の経験で選んでいましたが、含水率計を使うことにより、数値が出るので判断しやすくなります。

また、材木市場にポケットに忍ばせて行くと、業者が「十分乾燥しているよ。」 と言っても本当かどうか、すぐわかります。

変木

先日、市場へ材木を仕入れに行ったとき、写真の木(高野薪の変木)を見つけました。
 
そこで、「この木を自分ならこんな感じに使いたいな~」と思い、スケッチしてみました。
玄関に入って、正面にドーンと立っていたらめっちゃかっこいいですよね!
どなたか、こんなのしたいって方いませんか?
この木、今ならまだありますよ^^/

建築部 梶谷

家づくりのバックヤード見学会

3月4、5日、営業課主体のバックヤード見学会、木材倉庫と加工場を見学できます。


現在、倉庫は、片付け整理中です。


なかなか、木材が多くて思う様に片付きませんが、少しずつですが、頑張って整理しております。

興味がありましたら、4、5日だけでなく見学に来て下さい。


資材課の三宅でした。


こんにちは、資材課の三宅です。

写真は、M様邸の杉の化粧梁を加工しているところです。杉は、日本の固有種(日本だけの木)だそうで、学名は、ラテン語で「クリプトメリア、ヤポニカ」(日本の隠れた財産)と言うそうです。

ヒマラヤスギ、レバノンスギなどスギの名を持つ木がありますが、いずれも「マツ科」で杉とは縁が遠いです。また、ベイスギ(米杉、ウエスタンレッドシダー)は、よく似ていますが「ヒノキ科」です。

杉の用途は、建築用材として多く用いられ、建具材、電柱(今は、コンクリート性のものが多い)、樽、桶、割り箸など暮らしの中に多く使われています。又、大気中の二酸化窒素やホルムアルデヒトを吸収、吸着して、空気を浄化する性質が木にはあり、杉はその性質が顕著であることが分かってきたそうです。

だから、無垢の木で建てた家は、健康にいいのでしょう。

イスノキ

こんにちは、資材課の三宅です。

先日、テレビを見ていたら、某番組で、日本で一番堅い木というものを放送していました。

名前は、イスノキ。


堅い木の定番は、シタン、コクタン、タガヤサンが一般に知られていると思いますが、恥ずかしながら、イスノキは知りませんでしたので、ちょっと調べてみました。
イスノキは、本州南部、四国、九州、沖縄、及び台湾、済島にも分布するマンサク科イスノキ属の広葉樹。国産材中、最も重硬な材の一つです。切削などの加工性や乾燥はかなり困難。耐朽性に優れ、割れにくい。

用途は、家具材、器具材(盆、柄材、櫛など)、機械材、楽器材(三味線、琵琶の撥(ばち))、建材、木刀、紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)の模擬材などに使われるようです。

放送では、コンクリートブロックを一般的に作られている、樫の木の木刀とイスノキの木刀で殴っている映像があって、樫の木刀は、木刀が真っ二つになりましたが、イスノキの木刀は、コンクリートブロックの方が真っ二つになり、木刀にはほとんど傷がない状態でした。

相当、堅いな~と思ってしまいました。

まだまた、知らないことが多いな~と思う今日この頃でした。