おもてなし空間のある住まいと農業用倉庫、2棟の平屋
玄関の造作ベンチや、庭を望む広縁のある和室など、お客様を迎えるための空間を設けた平屋です。リビングには勾配天井と床暖房を採用し、対面式キッチンには一枚板のカウンターを取り付けました。敷地内には、焼き板と漆喰で住宅と外観をそろえた平屋の農業用倉庫も建築。用途の異なる2棟を一体感のある佇まいにまとめています。

【造作ベンチを設けた、おもてなしの玄関】
玄関には、人を迎える空間として木を使った造作ベンチを設けました。靴を履いたまま腰掛けられるため、玄関先での応対に利用できるほか、靴を脱ぎ履きするときにも使えます。

【広縁から庭を望む和室】
和室には広縁を設け、室内から庭を望めるつくりとしています。和室と庭の間に広縁を設けることで、室内から屋外へと視線がつながる構成です。

【勾配天井と床暖房を採用したリビング】
リビングは勾配天井とし、天井に高さを持たせています。床には全面に床暖房を設置し、冬場には足元から暖められる設備を取り入れました。

【一枚板のカウンターを設けた対面式キッチン】
キッチンは、リビング側を向いて作業できる対面式です。リビング側には一枚板のカウンターを取り付け、木そのものの表情が見える仕上がりとしています。

【腰板・焼き板と漆喰を組み合わせた平屋の外観】
玄関側の外観は腰板と漆喰、その他の面は焼き板と漆喰を組み合わせて仕上げました。面によって仕上げを変えながら、木部と漆喰を組み合わせた外観としています。

【焼き板と漆喰で住宅と外観をそろえた農業用倉庫】
敷地内には、住宅とは別に平屋の農業用倉庫を建築しました。農業用倉庫にも焼き板と漆喰を採用し、住宅と共通する素材で外観をそろえています。用途の異なる2棟に共通した仕上げを取り入れた施工事例です。
〈おもてなし空間のある住まい〉に使われる材料を刻む様子を一部ご紹介

玄関に使う梁を棟梁の手で加工。
機械では扱うことができないので、職人の腕の見せ所。

現場監督が、原寸の加工図を書いてそれを元に部材を作っていく。


軒を支える部材も人の手で加工。